皆さん、こんにちは。
人材不足・物価高騰の中、慢性期病院と老健は守りの経営では持ちません。
今月は札幌南病院とエンゼルホームの事例から、安定経営の条件を整理します。
今月も、皆さんが前向きに、そして健やかに業務に取り組めるような情報をお届けしてまいります。
- 札幌南病院の取り組み
- 安定した経営基盤の確立に向けて ― 法人全体で取り組む業績向上 ―
- 地域とともに歩むエンゼルホームの新たなスタート
札幌南病院の取組み

札幌南病院の平井です。
今年は積雪が多く、移動にも不便を感じる日々が続いております。そのような状況の中でも、ベッド稼働の確保に向けて地域連携室が中心となり、札幌市内の医療機関へ空床情報のご案内メールを発信するなど、積極的に取り組んでおります。
当院では、人工透析を必要とされる患者様が入院患者数の約半数を占めており、地域の中でも透析医療に強みを持つ病院です。近隣のサービス付き高齢者向け住宅やご自宅から通院されている患者様も多くいらっしゃいます。
退院後の透析につきましては、グループ内の真駒内外来プラザへの通院もご案内しております。
また、人工呼吸器装着が必要な患者様や神経難病をお持ちの患者様の受け入れにも対応しており、慢性期医療を担う病院としての役割を果たしております。入院中のリハビリテーションはもちろんのこと、退院後も継続してリハビリを行えるよう、グループ内の介護老人保健施設フォーシーズン3施設との連携も強化しております。
病状が安定された患者様の在宅復帰や施設への退院支援にも積極的に取り組んでおります。該当される患者様がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介いただけますと幸いです。
安定した経営基盤の確立に向けて ― 法人全体で取り組む業績向上 ―
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皆さん、こんにちは。
医療法人信和会 小林保養院 事務長の秋田です。
現在、医療・介護を取り巻く環境は、人材不足や物価高騰、制度改定などにより、年々厳しさを増しております。
こうした状況の中でも、法人が地域に必要とされ続け、持続的に質の高い医療・介護を提供していくためには、法人全体として安定した経営基盤を確立することが不可欠であると考えております。
そのため法人では、業績向上を重要な経営課題の一つと位置づけ、次の取り組みを進めてまいります。
・業務の効率化と無駄の見直し
・患者様・入居者様の満足度向上による「選ばれる病院・施設」づくり
・職員が安心して長く働ける職場環境の整備
・経営意識の共有と意識改革
これらは、管理職や一部の部署だけで実現できるものではありません。
職員一人ひとりの気づきや創意工夫、日々の業務の積み重ねこそが、法人全体の力につながると考えております。
現場で感じている課題や改善のアイデアを積極的に共有いただき、法人と職員が同じ方向を向いて前進できる体制を築いてまいります。
なお、業績向上とは決して皆さんの負担を増やすことではありません。
経営の安定は、結果として職員の処遇改善や働きやすい環境づくりにつながるものです。
職員一丸となって、本取り組みを着実に進めてまいります。
今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
地域とともに歩むエンゼルホームの新たなスタート

信和会 介護老人保健施設エンゼルホーム
法人統括部長の谷口です。
エンゼルホームは宮崎市に所在する介護老人保健施設で、令和6年12月に事業譲渡により信和会の一員となりました。
入所80床、通所リハビリテーション定員30名の体制で運営しております。
各専門職が密に連携し、利用者様の在宅復帰を目標に、日々協力しながら業務に取り組んでおります。
当施設は単体型の老健であるため、入所・通所ともに安定した利用者確保が重要な課題となっております。
今後は、居宅介護支援事業所および訪問介護事業所の立ち上げを計画しており、地域に根差したサービス体制を整え、安定した稼働率の確保を目指してまいります。
また、地域とのつながりを大切にする取り組みとして、12月1日には相談員を中心に、地域包括支援センター、民生委員、社会福祉協議会、地域住民の皆様など約40名を施設へお招きし、施設説明会を開催いたしました。
参加された民生委員や地域住民の方々からは、「介護保険制度や老健施設への理解が深まった」「今後ぜひ相談したい」といったお言葉をいただき、地域との連携の重要性を改めて実感いたしました。今後も継続的に説明会を開催し、地域への情報発信を強化してまいります。
さらに、地域の皆様のご協力のもと、敬老会やクリスマス会では地元保育園の園児による合唱やダンスをご披露いただき、2月には高校生吹奏楽部による演奏会も開催していただきました。
入所者様からも大変好評で、日々の生活に良い刺激と潤いをもたらしていただいております。地域の皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
今後も地域とのつながりを一層大切にしながら、地域に貢献できる施設づくりを進めるとともに、利用者様が笑顔で安心して生活できる環境を整えてまいります。
引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
おわりに
以上、今月のメルマガをお届けしました。
これからも、皆さまの業務のヒントや気づきとなる情報を発信してまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。
来月号もぜひご期待ください。